SHIZUKU CONCEPT & DESIGN

お寺の企画

茶道の稽古と坐禅でお世話になっている港区白金の重秀寺で、「茶掛けの禅語講座」の企画をお手伝いしました。
都心と思えないほど静かで緑豊かな重秀寺は、臨済宗の禅のお寺。
“目まぐるしい時間を過ごす人たちに、この場を生して、心を穏やかにする禅を日常に活かす取り組みができないか”
そのようなご住職の想いのあるところに、茶道をしている方から“禅語を学んでみたい”という声が寄せられ、お寺主催の講座をはじめることになりました。

「茶掛け」はお茶席の床の間に飾る掛け軸で、そこに書かれている言葉や描かれている絵がお茶会テーマを表すとされ、しばしば「禅語」が使われます。
エッセイや映画で話題になった「日々是好日」も禅語。もともとお茶(茶道/茶の湯)は禅宗のお坊さんから広まったため、茶道と禅はとても結びつきがつよいもの。お茶を始めてから改めて知りました。

その禅語、漢字ばかりで見るからにむずかしい。長くお茶をされている方や先生も、あまりよくわからない、という方が少なくないようです。

ご住職の元開和尚様は、“漢字をひとつひとつ紐解いて、そこから浮かび上がる映像、景色を手がかりに解釈を進めていく。”
リーフレットのコピーの「禅語の向こうの景色へ」という言葉にはそのような意味合いがあります。

写真は、OSHO PHOTOの前田和尚さんの作品。KIT KATなどでお世話になったとてもプロフェッショナルなフォトグラファー。何といってもお名前が和尚さん!“彼岸を感じる”と元開和尚様もこの写真を気に入っておられます。
このリーフレットを見て行きたくなりました!という声もいただき、嬉しいことです。

お茶席の禅語、もっと深く味わえたら、きっとお茶もさらに美味しく味わい深いものになる。そのようなきっかけになればと思います。ご興味のある方はぜひ一度ご参加ください。(来年も開催予定です)
*追記7/23 10月、12月ともに満席になりキャンセル待ちを受け付けています。今後もご希望の多い場合は追加の開催を検討いたします。


重秀寺のHPはこちら↓(現在改装準備中。講座の情報は掲載されていません。)
http://www.chosyuji.jp


OSHO PHOTOさんの作品はインスタやH Pでご覧いただけます↓
https://www.instagram.com/kazunao_maeda/


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